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巻き爪になりやすい人・なりにくい人の違いとは?その特徴と対策を解説!
巻き爪になりやすい人の特徴とは?
巻き爪は、爪の両端が内側に巻き込むことで、皮膚に食い込み痛みや炎症を起こす状態です。
では、どういった方が巻き爪になりやすいのか? 以下の特徴がある方は要注意ですよ。
1. 指先に力がかかりにくい歩き方(歩き方が悪い)
・浮き指(指が地面に着いていない)
・ペタペタ歩き(足裏全体で着地していない)
→ 指先に適切な圧がかからないと、爪が正常に伸びず巻きやすくなります。
2. 先細の靴・ヒールをよく履く、逆に大きすぎる靴もNG(足に合わない靴)
足先を圧迫する靴は、爪の両端を内側に押し込み、巻き爪を誘発します。特にヒールやパンプスを常用している方は注意が必要ですね。
だからと言って、大きすぎる靴だと、靴の中で足が滑ります。先ほどの記述でペタペタ歩きになる傾向があります。
3. 深爪をしている・伸ばし過ぎている(間違った爪の切り方)
深爪は巻き爪の大きな原因の一つです。爪の端を短く切りすぎることで、皮膚に食い込みやすくなります。
伸ばし過ぎもNGです。爪は本来巻く性質があるので、伸ばすほど巻きが強くなります。
4. 遺伝的に巻き爪になりやすい爪の形
・扇型の爪
・幅が狭い爪
このような形状の爪は、もともと巻き込みやすい傾向があります。
巻き爪になりにくい人の特徴
反対に、巻き爪になりにくい方にはこんな特徴があります。
1. 正しい歩行ができている
・かかとからつま先への体重移動ができている
・足指でしっかり踏みしめて歩いている
→ 爪に適度な圧がかかり、自然な形で伸びやすくなります。
2. 足に合った靴を履いている
足先に余裕のある靴、足長・足囲が適切な靴を選ぶことで、爪への過剰な圧迫が避けられます。
理想は紐靴です。履き方のポイントとして、紐靴は履くたびにヒモを締めなおしましょうね。
3. 適切な爪切りをしている
・スクエアカット(四角く切る)
・深爪しない
→ 正しい爪の切り方は、巻き爪予防にとても重要です。
・伸ばし過ぎない
→上から見て、指先が見えるくらいの長さに整えましょう。
4. 定期的に足のケアをしている
ネイルケアやフットケアを定期的に受けている方は、トラブルに早く気づき、悪化を防ぎやすくなりますね。
巻き爪になりやすい人へのアドバイス
巻き爪になりやすい方でも、生活習慣や靴選びを見直すことで予防が可能です。
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爪の切り方を見直す
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足に合った靴を選ぶ
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毎日の歩き方に意識を向ける
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足指を使うトレーニングを取り入れる(タオルギャザーや足指じゃんけん)
もしすでに違和感がある場合は、早めのケア・相談が重要です。
まとめ
巻き爪になりやすいかどうかは、日常生活のちょっとした癖や環境によって左右されることが多くあります。「私は遺伝だから仕方ない」とあきらめず、正しい知識と予防で巻き爪トラブルを回避しましょう!
私、杉野は理学療法士の資格を有しています。
当店では、巻き爪の予防から補正、さらにはインソールや歩き方の指導など幅広く対応しています。気になる方はお気軽にご相談ください。