ブログ
ちょっと待って!巻き爪で抜爪手術をすすめられた方へ〜手術前に知ってほしいこと〜
「巻き爪がひどいので爪を抜きましょう」
皮膚科や形成外科でこう言われ、驚いた経験はありませんか?
確かに、炎症や化膿が強い場合、**抜爪手術(爪を抜く手術)**は即効性があります。
しかし、手術を受ける前に知っておくべきリスクや、爪を抜かずに改善できる方法があることをご存じでしょうか。
抜爪手術のメリット
-
炎症や膿を直接取り除ける
爪が刺さることによって起こる、化膿や炎症の原因を取り除けるので、改善が早いケースが多いです。 -
痛みが一時的に落ち着く場合がある
爪を部分的にカットすることにより痛みが解消されます。 -
根治を目的とした処置(フェノール法など)で再発防止を図れる
爪の巻いている部分だけ爪母(爪を作る組織)を処理することにより、爪の中央の平らな部分だけを残します。
でも、デメリットも…
- 新しい爪が正常に伸びない
爪を極端に短くすることにより陥入爪になり、皮膚に爪が引っ掛かり正常に伸びなくなる可能性があります。 - 再発の可能性
爪を抜いても、新しく伸びてきた爪が巻くケースは少なくありません。 -
爪母処理した後、爪が変形することも
爪を作る組織を正しく処理しきれなかった場合、残った組織からは爪が伸びてきます。
その際に変形した爪が伸びてくる可能性があります。
さらには極端に爪の幅が小さくなる場合があります。 -
正常な爪にならない
手術を行う事によって変形した爪は、元の正常な爪に戻らない場合があります。
巻き爪専門センターが伝えたいこと
私たちはこれまで1万人以上の爪を見てきましたが、その中で「手術しかない」と言われた方の多くが、爪を抜かずに改善しています。
当センターでは、切らない・痛くない・再発リスクを減らす巻き爪補正技術です。
手術は最終手段に
抜爪手術は有効な場合もありますが、取り返しのつかない変形や再発リスクを考えると、まずは爪を残す治療を試してからでも遅くはありません。
爪を矯正しても痛みがあったり、さらには化膿や出血が続く場合、当店でも抜爪手術をお勧めする場合はあります。
抜爪手術を受けた後は、正常な爪に戻せない場合もあるので、まずはお気軽にご相談ください!
まとめ
-
手術は即効性はあるが、デメリットも大きい
-
爪を抜かずに改善できる方法がある
-
迷っているなら、まずはご相談を!