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甘皮は取っていい?爪の健康を守る“甘皮”の本当の役割とは
ネイルケアやサロンでの施術でよく見かける「甘皮処理」。
爪をスッキリ綺麗に見せるために甘皮を取り除く方も多いですが、実は甘皮にはとても大切な役割があるんですよ。
今回は、「甘皮は本当に取っていいのか?」という疑問にお答えしながら、正しい甘皮ケアについて解説します。
甘皮とは?どこにあるの?
甘皮(キューティクル)は、爪の根元にある薄い皮膚のような部分。
爪と皮膚の境目を保護し、細菌や異物が侵入するのを防ぐバリア機能を持っています。
甘皮の役割は“爪を守ること”
甘皮は単なる飾りではありませんよ。以下のような大切な働きをしています。
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バリア機能:細菌やウイルスの侵入を防ぐ
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乾燥防止:爪の根元を保湿し、健康的な爪の成長を助ける
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外傷からの保護:刺激や摩擦から爪母(そうぼ)を守る
つまり、甘皮は「健康な爪を育てるための土台」ともいえる存在なのです。
甘皮を取りすぎるとどうなる?
見た目を気にして甘皮を無理に取りすぎると、以下のようなリスクが発生する可能性があります。
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爪の根元が荒れて炎症を起こす
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細菌感染(例:ささくれや爪周囲炎)
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爪の形が変形する原因にも
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爪がもろくなり割れやすくなる
一度トラブルになると、元の健康な状態に戻すには時間がかかることもあります。
正しい甘皮ケアの方法
甘皮を「取る」のではなく、「整える」意識でケアしましょう。
セルフケアのポイント:
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入浴後やお湯で指先をふやかす
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キューティクルリムーバーを使い、優しく押し上げる
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無理にカットしない(必要な場合は少しだけ)
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保湿ケアを欠かさずに
爪専門のサロンや信頼できるネイルケア専門店でのケアもおすすめです。
まとめ
甘皮は爪の健康を守る大切な存在!
むやみに取り除くのではなく、優しく整えることで、美しさと健康を両立できます。
「綺麗な爪は健康な甘皮から」と意識して、トラブルのない指先を目指しましょう。