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セルフネイルの落とし穴?緑膿菌感染爪のリスクとは

あなたのセルフネイル、大丈夫?緑色の爪に要注意!

おしゃれを楽しむ手段として、自宅で手軽にできるマニキュアやペディキュア。最近ではジェルネイルキットなども、薬局や100均で手に入りやすくなり、セルフで本格的な仕上がりを楽しんでいる方も多いでしょう。

小中学生も夏休みや冬休みの長い休みになれば、自分で塗る子もいますよね。

ですが、自己流ネイルには思わぬリスクも潜んでいます。
そのひとつが「緑膿菌感染爪・グリーンネイル」ですね。


■ 緑膿菌感染爪ってなに?

爪が緑色や黒っぽく変色してきたら要注意。それは「緑膿菌(りょくのうきん)」という細菌に感染している可能性があります。
この菌は常在菌ですが、湿気を好み、傷口や不衛生な環境に繁殖しやすいのが特徴。爪とネイル製品の間にわずかなすき間があると、そこに水分がたまり菌が繁殖してしまう場合があります。


■ セルフネイルでの感染リスク

特にセルフネイルでは、以下のようなことが原因となる場合が多く見られます:

  • ネイル器具の消毒不足

  • ベースに油分・水分が残ったままジェルをのせる

  • 爪とジェルとのすき間ができたまま放置

  • ネイルが浮いてきても長期間そのままにする

  • 無理やりネイルを剥がす

これらが原因で爪が傷み、菌が侵入しやすくなってしまうのです。


■ 放っておくとどうなる?

緑膿菌感染爪は、放置すると爪が変形したり、剥がれたりすることも。さらに腐敗臭を伴うことがあります。また、傷口から他の部位に感染が広がる可能性もあるため、皮膚科での治療が必要になるケースもあります。


■ 予防と対策

  • ネイル道具は使用前後に必ず消毒

  • 爪と皮膚を清潔・乾燥した状態に保つ

  • ネイルが浮いてきたらすぐにオフする

  • 自爪を無理に削らない・剥がさない

  • 定期的にネイルを休んで爪を休養させる

また、不安がある方はネイルサロンや専門家の施術を受けることをおすすめします。


■ 巻き爪など爪のトラブルがある方は要注意

爪に変形がある場合は、ネイル製品の密着が悪く感染リスクが高まります。巻き爪や変形爪にネイルをする際は、当店やネイリストのような専門知識の人に相談するのが安心ですよ。


■ まとめ

ネイルはおしゃれを楽しむ手段ですが、間違った方法でのセルフネイルは爪の健康を損なう原因にもなります。特に「緑膿菌感染爪」は見た目にも影響があり、治療に時間がかかることもあります。

爪が緑色や黒っぽく変色してきたら、まずは皮膚科を受診してくださいね。

爪を守りながら、正しく安全にネイルを楽しみましょう!

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