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深爪を放置するとどうなる?知っておくべきリスクとは
「ちょっと短く切りすぎただけだから…」
「気づいたらいつも深爪になってしまう」
「白いトコがあったら気になる」
そんな風に軽く考えていませんか?
深爪は見た目の問題だけでなく、放置することでさまざまなトラブルを引き起こすリスクがあるんですよ。
本記事では、深爪の放置がもたらす具体的なリスクと、トラブルを防ぐためのケア方法についてお伝えします。
◆ 深爪とは?
深爪とは、爪の白い部分(爪先・フリーエッジ)を極端に短く切ってしまった状態を指します。
足爪の場合は本来であれば、指先が少し見えるくらいの長さで整えるのが理想的な長さ。
それを大きく下回る状態が「深爪」です。
◆ 深爪を放置することで起こるリスク
1. 炎症や化膿を引き起こす
深爪になると、皮膚がむき出しになってしまい、細菌が入りやすくなります。
その結果、爪周囲炎(そうしゅういえん)や化膿性の炎症を起こすことがあります。
赤く腫れる、痛い、膿が出るといった症状があれば要注意です。
このような場合は、一般的なサロンではなく、皮膚科を受診してください。
2. 巻き爪・陥入爪の原因になる
爪が短すぎると、本来横に広がるはずの爪が内側に巻き込んでしまうことがあります。
とくに足の親指では、深爪がきっかけで**巻き爪や陥入爪(皮膚に爪が埋まる状態)**になりやすく、痛くて爪を伸ばすことができなくなる場合があります。
さらに、慢性的な痛みや歩行への影響が出ることも。
3. 爪の変形や成長不良
爪は「爪母(そうぼ)」という根元の細胞から伸びていますが、深爪で常に刺激が加わると、爪の形がデコボコになったり、伸びにくくなったりする場合があります。
悪化すると、**二枚爪や爪甲剥離症(爪が浮いてくる)**など、爪全体の健康を損なうリスクもありますよ。
4. 精神的なストレス・癖になる
深爪を繰り返す人の中には、無意識のうちに爪を噛む癖(咬爪症:こうそうしょう)になっていることもあります。
癖が習慣化するとやめたくてもやめられず、見た目のコンプレックスにもつながることがあります。
◆ 深爪を防ぐためにできること
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爪の長さは指先と同じくらいに整える
白い部分をすべて切ってしまうのではなく、少し余裕をもたせてカットしましょう。 -
爪切りで切った後は、やすりを使って整える
やすりで整えることで、深く切りすぎるリスクを減らせます。 -
噛み癖がある場合は意識的に対策を
ストレスや不安がきっかけになることも。必要に応じて専門家に相談を。 -
すでにトラブルがある場合は専門のケアを受ける
巻き爪や爪周囲炎などを発症している場合は、早めに皮膚科や当店に相談を!
◆ まとめ
深爪は一見すると小さな問題のように思えますが、放っておくと痛み・炎症・変形など多くのリスクがあります。
美しい爪と快適な毎日を守るためにも、正しい爪の長さを保ち、トラブルを感じたら早めに対処することが大切ですね。
当サロンでは、深爪や巻き爪など、爪のトラブルに関するご相談も受け付けております。
お気軽にご相談くださいね。