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爪が剥がれた!応急処置から再生までの正しい対処法
日常生活の中で、ぶつけたり挟んだりして「爪が剥がれてしまった!」という経験は少なくありません。
強い痛みや出血を伴うこともあり、不安になりますよね。
そんなときに知っておきたいのが「正しい応急処置」と「その後のケア」です。
ここでは具体的な流れをご紹介します。
1. 応急処置の流れ
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出血を止める
清潔なガーゼやティッシュを使って数分間圧迫します。出血が止まらない場合は無理せず医療機関へ。 -
流水でやさしく洗う
泥やホコリを洗い流して清潔にしましょう。石けんを使う場合は低刺激のものがおすすめです。 -
消毒する
イソジンやマキロンなどの消毒液を使い、傷口周囲を清潔に保ちます。アルコール消毒は刺激が強いため避けると安心です。 -
保護する
浮いている爪は無理に切らず、ガーゼや絆創膏で覆って外部刺激から守りましょう。
2. その後のケア
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清潔を保つ
毎日ガーゼを交換し、感染を防ぐことが大切です。 -
剥がれた爪を無理に取らない
残っている部分をむしると傷口が深くなり、治りが遅くなります。 -
痛みや腫れが続く場合は皮膚科へ
特に足の爪は細菌感染や化膿を起こしやすいため、早めの受診が安心です。
3. 爪の再生について
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手の爪:約4〜6か月で再生
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足の爪:約6か月〜1年かけて再生
再生の途中では、爪が分厚くなったり、伸び方が不均一になったりすることがあります。これは一時的な場合が多いですが、長く続くと変形や巻き爪につながることもあるため、気になるときは専門機関へ相談しましょう。
※正常に伸びずに変形したお爪をケア症例 ⇒ 【肥厚爪一覧】
4. 再生期間中に注意すること
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締め付けの強い靴を避ける
圧迫は変形の原因になることがあります。 -
スポーツや強い衝撃に注意
再び爪が剥がれるリスクがあります。 -
異常があれば早めに相談
黒いまま伸びている、分厚く変形しているなどの症状は放置せずに確認してもらうことが大切です。
まとめ
爪が剥がれたときは、
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出血を止める
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清潔に洗って消毒する
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ガーゼや絆創膏で保護する
という基本を守りましょう。その後は清潔を保ちつつ、新しい爪が正しく伸びてくるのを待ちます。爪は完全に再生するまで時間がかかりますので、焦らずケアを続けることが大切です。