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爪をぶつけて真っ黒に!これって放っておいていいの?
「ぶつけた爪が真っ黒に…」そんな経験ありませんか?
ドアに指を挟んだり、重いものを足の指に落としたり…。
そんな瞬間、激痛とともに爪がジンジン痛んで、数日後には「爪が黒く変色している!」なんてことありますよね。
これは、「爪下血腫(そうかけっしゅ)」と呼ばれる症状です。
爪の下で内出血が起こり、血がたまって黒っぽく見える状態です。
爪下血腫、放っておいても大丈夫?
◆小さい血腫・痛みがない場合
自然に治るケースがほとんどですよ。
数ヶ月〜半年ほどかけて、爪が伸びるにつれ指先に押し出されていきます。
黒くなった爪が切ってなくなるまで待つしかありませんね。
◆血腫が大きい・痛みが強い場合
圧力がかかって神経を刺激し、ズキズキと痛む場合は、皮膚科で血を抜く処置が必要なこともあります。
爪に穴を開けることで、溜まった血を出し圧力を下げます。
要注意!こんな場合は早めに医療機関へ
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圧迫すると激しい痛みがある
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爪が浮いてきている・剥がれかけている
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数週間経っても痛みが引かない
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爪以外の皮膚にも腫れや変色がある
爪が黒くなったあと、どうケアする?
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無理に剥がさないこと!
爪全体が黒くなっている場合、爪が指から浮いている状態になっています。
爪が浮いてきても、自然に取れるまでは無理に剥がさず、保護しましょう。 -
清潔に保つ
雑菌が入ると感染リスクが高まるため、指先を清潔・乾燥状態に保ちましょう。
稀にグリーンネイル(緑膿菌感染爪)などになる場合があるので、注意が必要です。
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再発予防を意識して
つま先をぶつけやすい方は、靴のサイズや履き方にも注意が必要です。
つま先に余裕がある靴や、足にフィットした靴を選ぶようにしましょう。
まとめ
ぶつけた爪が真っ黒になるのは、誰にでも起こりうるトラブルです。
多くは自然治癒しますが、「痛みが強い」「変色が長く続く」など異常を感じたときは、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。
爪も身体の一部。
小さな変化を見逃さず、大切にケアしてあげましょうね。
【巻き爪専門センター】では…
爪トラブルのご相談も受付中。
「爪が変な色に…」「ぶつけた爪が剥がれてきた」など、気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。