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足爪が黄色いのはなぜ?考えられる6つの原因と対処法

「なんだか足の爪が黄色っぽい…?」
そんなお悩みを抱えていませんか?

足の爪が黄色くなるのは、加齢や生活習慣、靴の圧迫などのほか、注意が必要な病気のサインである場合もあります。
今回は、足爪が黄色くなる主な6つの原因と、その対処法をご紹介しますね。


【1】爪白癬(爪水虫)

爪白癬は、「白癬菌」というカビが爪の中に入り込むことで発症します。
最初は爪の先端や端に白い濁りが現れ、進行すると爪が黄色く変色し、分厚く、もろく、ボロボロになっていきます。

特に足の指は靴や靴下で蒸れやすく、菌が繁殖しやすい環境で、日本人の10人に1人は爪白癬に罹患していると言われています。
爪白癬は自然には治りません。放置すると、周囲の爪や家族にも感染する可能性があります。

治療方法:

  • 皮膚科で顕微鏡検査・培養検査を行い、正確な診断を受ける

  • 内服薬(抗真菌薬)や外用薬を用いた長期的な治療が必要(半年〜1年以上)

  • 爪切りや削りなど、適切なケアを併用することで治療効果が上がる

※爪白癬の治療は長期間に及ぶことも。ご自身の判断で治療を辞めるのではなく、医師の指示をもって完治となります。


【2】加齢による変化

年齢を重ねると、爪の成長サイクル(ターンオーバー)が遅くなります。
血行も悪くなりやすく、栄養が爪まで十分届かないため、爪が乾燥・変色しやすくなります。

黄ばみのほかにも、爪が厚くなる・もろくなる・縦線が目立つなどの変化も見られるようになります。

対処法:

  • 爪周りの血行を良くする(マッサージや足浴)

  • 爪にうるおいを与える専用のオイルやクリームを使用

  • 栄養バランスの取れた食生活(特にビオチンや亜鉛など)を意識


【3】ネイル・マニキュアの色素沈着

カラー系マニキュアやジェルネイルの長期使用により、爪に色素が沈着することがあります。
特にベースコートを使わずに濃い色のマニキュアを繰り返すと、色素が爪のケラチンに染み込み、黄ばんだように見えます。

対処法:

  • 必ずベースコートを使用してからカラーを塗る

  • ネイルをお休みする期間(ネイルオフ期間)を設ける

  • 爪の表面を削りすぎないよう注意し、栄養補給のネイルケア用品を使う


【4】喫煙習慣

タバコに含まれるニコチンやタールなどの有害物質は、爪先にも影響を及ぼします。
直接ヤニがついて黄色くなるだけでなく、慢性的な血流障害により爪の色がくすみやすくなります。

特に指先でタバコを挟む習慣がある人は、親指や人差し指の爪の色が目立って黄ばむ傾向があります。

対処法:

  • 禁煙が最も効果的な改善策

  • ビタミンCやEの補給で爪の回復をサポート

  • 生活習慣全体を見直すことで、爪以外の健康状態も改善される可能性大


【5】靴の圧迫・摩擦

足に合っていない靴を履き続けていると、爪が靴に圧迫・摩擦されて変色してしまうことがあります。
特に、つま先が細くて狭い靴や、ヒールの高い靴はリスクが高く、巻き爪や爪下出血も引き起こしやすくなります。

爪の先端が内出血し、それが酸化すると、黄色や黒っぽい変色に見えることがあります。

対処法:

  • 足の形に合った靴を選び、爪先に余裕を持たせる

  • 靴下も締め付けすぎず、通気性の良い素材を使用

  • 巻き爪の兆候がある場合は早めに専門ケアを受ける


【6】全身疾患のサイン

足の爪の黄ばみは、体の中の異常を示す「警告サイン」の場合もあります。
例えば、以下のような疾患と関連することがあります:

  • 糖尿病:血行不良・感染症のリスク増加

  • 肝機能障害:黄疸による皮膚や爪の黄変

  • 呼吸器疾患:酸素不足により爪の色や形が変化

  • 黄爪症候群:まれな病気で、爪の成長が遅く黄色くなる

対処法:

  • 爪以外に体調不良がある場合は、内科や皮膚科で検査を

  • 爪だけで判断せず、全身の健康状態を確認することが大切


■ まとめ(再掲)

足の爪の黄ばみは、外的要因(ネイル・靴)だけでなく、内的な健康状態を表すサインでもあります。
軽く考えず、気になったときには早めに専門家へ相談しましょう。

当サロン「巻き爪専門センター広島」では、爪の状態チェック・ケア・予防アドバイスまでトータルで対応しております。気になる変色や爪のトラブルは、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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