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二重爪を放置するリスク!今すぐできる対策集

「爪が二重になっているけど、痛くないし放っておこう」
 そんなふうに思っていませんか?

※この画像は三重爪

一見たいしたことがないように見える「二重爪」ですが、放置することで思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
今回は、二重爪のリスクと、今日からできる対策について詳しく解説します。


二重爪とは?

二重爪とは、爪の表面が横方向に割れて、新しい爪が古い爪の下に伸びて来て層状になる状態をいいます。

原因としては:

  • 爪先への物理的なダメージ(靴の圧迫、打撲など)

  • 爪の乾燥や栄養不足

  • 爪疾患や皮膚病(例:乾癬、真菌感染)

  • ネイルオフ時の刺激

  • 加齢やホルモンバランスの変化

などが挙げられます。


放置するとどうなる?二重爪のリスク

1. 細菌や真菌が侵入しやすくなる

二重になった爪の隙間から細菌やカビ(真菌)が入り込み、爪白癬(爪の水虫)や爪周囲炎を引き起こすことがあります。

2. 爪が割れやすくなる

層状になっている部分が引っかかって、さらに爪が割れる・欠けるといった二次被害につながるリスクがあります。

3. 巻き爪や変形爪の原因に

爪が正しく伸びないことで、巻き爪や変形爪に移行するケースもあります。足爪で起きると、歩行や運動にも支障をきたす場合も。

4. 慢性的な痛みや炎症に発展

剥がれた部分が刺激を受け続けると、炎症や痛みが慢性化することも。靴を履くだけで痛む状態になってしまう方もいます。

5.度重なる割れ

割れが短期間に何度も起こることにより、重複爪や爪甲鉤彎症にと爪の変形が起こることがあります。


今日からできる!二重爪のセルフ対策

● 乾燥対策を徹底する

爪も肌と同じく保湿が重要です。
ハンドクリームやネイルオイルを爪の根元(爪母・キューティクル)にしっかり塗る習慣をつけましょう。

● 刺激を避ける

無理に二重になった部分を剥がさないようにしましょう。
また、足の爪であれば、つま先が当たるような細い靴を避ける、インソールを使うなどして負担を軽減しましょう。

● 爪の切り方を見直す

二重爪の原因は爪の切りすぎや深爪にも関係しています。スクエアカットを基本に、切りすぎないよう注意が必要です。

● バランスの良い食生活

タンパク質・ビオチン・亜鉛など、爪の健康を保つ栄養素を意識しましょう。特に偏った食生活やダイエット中の方は注意です。


専門家に相談すべきタイミング

以下のような場合は、自己ケアでは限界があるかもしれません。

  • 二重爪がどんどん広がっている

  • 爪が変色・変形してきた

  • 痛みやかゆみを伴う

  • 他の爪にも広がってきた

巻き爪専門センターでのご相談や皮膚科の受診をおすすめします。早めの対処が、トラブルを最小限に抑えるカギです。


まとめ

二重爪は「放っておけば治る」こともあります。
ただし、放置することでさらに悪化したり、他の爪トラブルの引き金になることもあります。

爪は健康のバロメーター。
「なんだかおかしいな」と感じたら、早めにセルフケアを始め、必要があればまずはご相談ください。


※当店では、巻き爪だけでなく、二重爪や変形爪のご相談も承っております。気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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